8月22日、23日にかけて富士見台のマツムシソウ群落再生実験候補地で植生調査を行いました。
23日はあいにくの天気で野帳に記録をとるのも大変でしたが、生育する植物の種類や被度、高さなどを記録しました。
小和田牧野組合さんのご協力を得て、富士見台地区で実験をはじめてから、4年目になります。
小さい面積ではありますが、少しずつ効果が見え始め、草刈りも火入れや雑木処理とあわせて草原景観、生物、伝統・文化を守っていく上で重要な管理方法であることが証明されてきました。

今回の調査では、マツムシソウやコウリンカ、ヤマラッキョウ、スズラン、ヒメハギ、ヨツバヒヨドリなど、さまざまな植物が生育しているのを確認しました。またススキの高さと被度が対照区に比べ著しく抑制されていました。

これからデータをとりまとめ、後日ご報告したいと思います。