2008年05月

グライダーに乗せていただきました

 5月24日開山祭の後、法政大学のOB会の方にグライダーに乗せていただきました。機体をウィンチでひっぱり、離した瞬間、機体がふわりとし、風を切る音意外に何も聞こえません。思ったよりとても静かで、ふわふわと浮いている感じです。眼下には霧ヶ峰の雄大な地形が広がり、少し目を移すと諏訪湖が見えます(意外と近いんです!)。霧ヶ峰ははやりなだらかです。空から見ると思った以上に平らで、ここだけが台状に広がっているように見えます。火入れをした池のくるみは薄く緑が飼った黒い大地で、富士見台や車山肩に向けてぽつぽつ(ぽつぽつぽつぽつ・・・)と樹木が生えています。また植林地も見られますが、ほとんどが草原です。空から眺めると、本当に”鳥”になったような気分がします。 まさしく、獲物を探してしまいそうです。
霧ヶ峰のグライダーの長い歴史はまた後ほど、お話したいと思います。
乗せていただいた法政大学OB会の方、本当にありがとうございました!

img20080529.jpg

img20080529_1.jpg
img20080529_2.jpg

<霧ヶ峰のグライダーについて>
ホテル強清水
http://www.kowashimizu.co.jp/glider.htm
ヒュッテ霧ヶ峰
http://www7.ocn.ne.jp/~hutte-k/contents15.html

霧ヶ峰開山祭が行われました

 5月24日10時より霧ヶ峰忘れ路の丘の霧鐘塔前で「霧ヶ峰開山祭」が行われました。天候は悪いとの予想でしたが、奇跡的に青空も見え、開山祭の間はまったく問題なしの天候でした。
 地元牧野組合や行政、観光業、関係者が集まり、霧ヶ峰1年の安全を祈願し、神事が執り行われました。また、ホルンの演奏や山菜天ぷらなどのふるまいもあり、大変盛り上がりました。
img20080529.jpg

火入れ後の様子

 5月24日に5月4日に火入れを行った箇所を視察しました。真っ黒だった地面にススキやユリ科、スミレ、ワレモコウなどの芽が出て、緑が復活してきています。地面が黒いからでしょうか、火入れを行っていない箇所と比べてとても緑が際だって見えます。まだ、草木の燃えた灰が舞っているような状況ですが、これから気温が高くなるにつれて、また雨がふるごとに緑がどんどん生長し、きれいな花を咲かせる草原になっていきます。
 火入れを行った池のくるみは、霧ヶ峰の草原となっている箇所の中でも最も標高の低い箇所の一つで、他には見られない植物があったり、また国の天然記念物に指定されている踊場湿原があるなど、貴重な環境を持つ場所となっています。しかし一方で標高が低いからでしょうか、樹木の侵入が著しく、また道路に近いため外来種も多く見られ、貴重な環境が維持されにくい場所でもあります。
 霧ヶ峰ネットワークではそれらの危険信号をきちんとキャッチして、植物や動物、景観、文化などの多面的価値を保全するために、適切な活動を行っていきたいと思います。
img20080529.jpg
img20080529_1.jpg

<写真>上:火入れ後の様子 下:サクラスミレ?

第4回霧ヶ峰自然環境保全協議会出席報告

5月9日(金)に長野県諏訪地方事務所で行われた第4回霧ヶ峰自然環境保全協議会(霧ヶ峰みらい協議会)へ出席しました。目指すべき霧ヶ峰の将来像等について話し合いを行いました。
協議会については、公式ホームページがありますので、そちらをご参照ください。

霧ヶ峰自然環境保全協議会ホームページ
http://www.lcv.ne.jp/~kirivc/future.htm

(文責:熊田)

今朝の気温

 霧ヶ峰はまだまだ寒く、今朝(5月6日午前6時)の気温は約1℃でした。写真は強清水湿原の木道に凍りが張っている様子です。しかし、カエルの産卵まっただ中であったり、ヒガラやノビタキなどの小鳥が繁殖の時期に入っていたりと確実に暖かくなってきているようです。
(文責:熊田)
200805060948000.jpg
プロフィール

drecom_kirigamine_...

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ